「面接が苦手だから就職できない…」
なんて思っていませんか?
大丈夫です。案外就職できます!
とは言っても就活、転職で避けては通れない面接…
苦手意識があるまま、挑むのも不安が残りますよね。
そのため今回は少しでも面接が楽と感じてもらえるような実践的な対策と型をご紹介していきます!
本題に入る前に簡単な自己紹介をさせてください。
- 新卒として入社した会社を数ヶ月で退職
- すぐに再就職をするもまた短期離職
- 応募を送りまくるが書類、面接共に受からずに半年無職
- 面接をやっていく中でコツをつかみだし内定をもらい始める
- 現在正社員(営業マン)として勤務中
我ながら情けない経歴だなと思います。ただ無職期間でかなりの数の面接を経験しました。
事実、コツを掴みはじめてから内定を8社ほど頂きました。
ただ私自身も面接が苦手で、新卒時代とても苦労しました。
今回はそんな面接が苦手だと感じる人のために面接のコツの一部をご紹介します!
実戦的な対策編
面接で大切なのは1億個ありますが、全ては語り切れないため
実践的な対策方法を2つご紹介します。
それは『質問を誘導すること』と『簡潔に答えること』です。
多くの方は一度聞いたことがあると思いますが、これができると内定率がぐんっ!と上がります。
誘導の仕方はシンプルです。
「話す内容に穴を作る」だけです。
ただ穴の作り方がわからない…という方もいると思います。
私も学生の頃はうまく作れませんでした。
しかし、作るのはそんなに難しいことでありません。たった一つを意識してすればコツは掴めます。
作り方は「そう思ったきっかけと過去にあった出来事の詳細を最初に話さない」です。
これが『簡潔に話す』と関係してきます。
実際にこう言う話し方していませんか?
志望動機は〇〇です。なぜなら< 自分の過去の詳細 >という経験から、
< きっかけ >ということを感じ、
御社では< 志望会社の魅力 >があることから、御社を志望しました。
面接官によってはこういった模範的な喋り方も必要になりますが、基本的にはここまで詳細に話さなくても問題ありません。
なぜなら自分の情報を出しすぎて質問を誘導できないことと、話し過ぎてしまい、こっちの言いたいことを理解してもらえないことが多いのためです。
人が話した内容を1から100までまるっと理解するって結構大変なんですよね。
実際の例
では実際に私がインフラエンジニアへ志望する際にしていた面接の喋り方(志望動機)の例を交えて話していきましょう。
志望動機を教えてください
貴社を志望した理由は未経験からインフラエンジニアとして挑戦することが出来る点です
なぜインフラエンジニアを志望したのですか
コロナなどの影響を受けず、またどの時代でも役に立つスキルを身に付けたいからです。
なぜどの時代でも役立つスキルとしてインフラエンジニアなのですか?
コロナの影響でテレワーク化が進んでいることと、ネットでHTMLを自動で組んでくれるプログラムがあると拝見し、コードを書く仕事ではなく、インフラエンジニアとして需要の減らない仕事に挑戦しスキルを磨きたいと考えてインフラエンジニアを志望しました。
以上です。
勿論、会話の雰囲気で言葉を少々変えたりしていましたが、基本はこのような感じで会話をしていました。
ね?意外とシンプルでしょう?
面接官は過去や切っ掛け以外でも会話をしやすいか、ちゃんとコミュニケーションがとれるかなども見ています。
聞いた質問について長々と会話をしてしまった場合、「コミュニケーション能力がない」と判断されてしまいます。
ビジネスは時間が命ですからね。わかりやすい説明を顧客にしなくてはならないので、自社の商品を長々と話す方より
簡潔わかりやすく話せる人材のほうが欲しいのです。
また長いとかえってこっちもボロが出やすくなりますし、先の質問を予測できないので極力簡単に答えましょう。
質問誘導の解説
面接官はあくまであなたの考え方と人となりが知りたいのです。
そのために過去を聞き、その過去で何を考えていたのか、また何を学んだのかを探ってきます。
つまり、そう考えた過去ときっかけに関する質問しか来ないのです。
例をもとに話をしていきましょう。
志望動機を聞かれた際に
貴社を志望した理由は未経験からインフラエンジニアとして挑戦することが出来る点です
と回答しましたね
そうなると先ほどの解答で深堀してきそうな場所は限られてきますね。
そう、「なんでインフラエンジニアになりたいの?」
と面接官なら聞いてくるはずです。なぜならあなたの過去が知りたいからです。
当時、実際に面接官からは
なんで未経験からインフラエンジニアになりたいのですか?
と続いて聞かれること多くあり、上記のように聞かれた際にやっときっかけや過去の出来事の詳細を話していきましょう。
また詳細と言ってもできる限り簡潔で話を進めていくのがベストです。例えば上記の
「なんで未経験からインフラエンジニアになりたいの?」
という質問に対しては
コロナなどの影響を受けず、またどの時代でも役に立つスキルを身に付けたいからです。
くらいの簡潔さで問題ありません。
そうなると次に面接官が深堀してきそうな部分がどこにあたるかわかりますか?
再度となりますが、面接官はあなたの人となりを知るために「そう考えるようになった過去ときっかけ」を聞きたいので、それに関連する質問が多く来る傾向にあります。
そのため深堀ポイントは
「どの時代でも役に立つスキルを身に付けたいからです。」ってとこになります。
コロナの影響を受けない仕事が良いというのは面接官も理解できますからね。
そうなるとどういった質問が予想されるでしょうか。
予想される質問としては
・役立つスキルを手に入れて将来は何がしたいのか
・時代に取り残されない仕事でなぜインフラエンジニアなのか
が予想されます。実際に以下のように聞かれました。
なぜどの時代でも役立つスキルとしてインフラエンジニアなのですか?
回答の仕方は千差万別だと思いますが、私の場合は
コロナの影響でテレワーク化が進んでいることと、ネットでHTMLを自動で組んでくれるプログラムがあると拝見し、コードを書く仕事ではなく、インフラエンジニアとして需要の減らない仕事に挑戦しスキルを磨きたいと考えてインフラエンジニアを志望しました
と回答した気がします。
このようにしゃべる内容が簡潔である程、面接官がこちらの主張を正しく受け取ってくれると共に、
質問をある程度誘導、予想することが出来るため、予想外の角度からの質問を減らすことができ、スムーズに会話を進めることが出来るようになります。
面接官が知りたいのは「あなたの人柄」です。
人柄を知るために「なぜそう考えたのか」を深く聞いていきます。逆に言い換えるならば
「そう考えたきっかけ」さえしっかりとまとめ話せれば合格します。
また、所感ではありますが深堀してくる回数は2~3回程度が多いため、その2~3回の深堀を誘導できるよう話してみてください。
相手のくる質問を想定出来ない方へ
いっぱい面接行ってみてください。だいたい同じところ質問されるので実戦を積んで対策すれば本命の内定はいただけるともいます。
実際に学生時代の頃、私は穴と思って作っていた場所が全く質問されずに対策をとっていない場所について聞かれ、落ちた経験があります。
ですので、穴の作り方がわからない、作ったけどここ本当に聞かれるかわからないという方は
多くの面接に挑んでみるのも有効だと思います。
対策すべき質問
補足ですが、以下の質問は必ず聞かれます。
逆を言えばここの対策をしっかりと行うことが出来れば内定を頂ける可能性がグッと上がります。
聞かれる点
- 志望動機
- 退職理由
- 入社してやりたいこと
- 長所、短所
絶対とは言わずも聞かれることが多い質問
- 苦労した点
- 怒られたこと
- 失敗体験
- 仕事をする上で大事にしていること
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