獄門疆や呪胎九相図、十種影法術などの元ネタをご紹介
『呪術廻戦』に登場する「呪胎九相図」には「九相図」と呼ばれる元ネタが存在しています。
他にも「布留部由良由良」や「シン陰流」にも元となる伝承や流派などが存在します。
このように呪術廻戦には元となるネタがいくつか存在し
今回はそういった呪術廻戦における元ネタと呼ばれるものを10個ほどご紹介していきたいと思います。
他にもアニメOPに登場した東京の聖地や、両面宿儺の元ネタなど書いてありますので、気になる方はぜひクリックを!
喜久福の元ネタ
仙台の代表的なお土産のクリーム大福。
おいしい。
加茂家の元ネタ
賀茂忠行という安倍晴明の師にあたる人物が元ネタと考えれらます。
シン陰流の元ネタ
上泉信綱により1560年代に成立した日本の剣術の流派の1つ。
上泉信綱は「新陰流」とも「新影流」とも書いているため、どちらが正式なのかは不明です。
ちなみに「柳生新陰流」と呼ばれる流派も存在しますが、
これは上泉信綱の弟子の柳生宗厳が伝えた流儀名の俗称で、
正式な流儀名は「新陰流」だそうです。
十種影法術の元ネタ
元ネタは「十種神宝(とぐさのかんだら)」と思われます。
十種神宝(とぐさのかんだら)は、『先代旧事本紀』「天孫本紀」に登場する10種類の宝物で
内容は以下の通りです。
布留部由良由良の元ネタ
十種神宝の力を呼び覚ます「布瑠の言(ふるのこと)」の一部。
先代旧事本紀曰く
「一二三四五六七八九十、布留部 由良由良止 布留部
(ひと ふた み よ いつ む なな や ここの たり、ふるべ ゆらゆらと ふるべ)」
と唱えると、死人さえ生き返るほどの呪力を発揮するそうです。
(先代旧事本紀は読んだことが無く詳細までは不明ですので、気になる方はリンク先(Wiki)へ!)
呪胎九相図の元ネタ
仏教絵画の『九相図』が元ネタとされています。
『九相図』とは捨てられた死体が朽ちていく様子を九段階にわけて描いた絵画で
段階は以下の通りです。
原作だと、1番~3番である脹相(ちょうそう)、壊相(えそう)、血塗(けちずそう)
が登場しましたね。
獄門疆の元ネタ
「獄門彊は生きた結界 源信のなれ果て」と夏油が言っており、元ネタは実在した人物「源信」でしょう。
「源信」は大昔に存在していたお坊さん(僧)で、『往生要集』という書物にて、地獄と極楽についてまとめた人物です。
天逆鉾の元ネタ
伏黒甚爾が五条悟に対し使用していた呪物。
天逆鉾(あめのさかほこ、あまのさかほこ)は、日本の中世神話に登場する矛で、呪術廻戦においても
非常に強力な効果を持った呪具となっています。
口裂け女の元ネタ
皆も知る超有名都市伝説『口裂け女』が元ネタと推測されます。
1979年の春から夏にかけて日本で流布され、社会問題にまで発展した都市伝説です。
蘆屋貞綱の元ネタ
蘆屋貞綱という人物は確認が出来ておらず、オリジナルの人物と予想されます。
しかしながら、安倍晴明と肩を並べたと言われている陰陽師に「芦屋道満」という人物が存在することから
蘆屋道満に関係すると推測されます。
まとめ
今回まとめたのは以下の10個です。
十種影法術にはまだまだ元ネタとなる宝具があるので、今後どのように使用するのか、もしくは作中で登場させないのか、展開がきになるますね。
それに対し、九相図に関しては1~3番の脹相(ちょうそう)、壊相(えそう)、血塗(けちず)しか出す予定はないらしいです。
蘆屋貞綱に関しても、蘆屋道満ではなく、作中でオリジナル人物を使ったことを踏まえると
今後蘆屋道満もストーリーに関わってくる可能性もあり、目が離せませんね。
今回は以上となります。
再度ですが、他にも呪術廻戦のOPに登場する聖地についてまとめた記事や両面宿儺の元ネタなどを記載している記事があるので、よかったらそちらも覗いてみてください!
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